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【コロナとスバルのドラッグなはなし】No43 「ウイルスの色は?」
緊急事態宣言が続いています。
このところ、テレビなどでもよく見かけるコロナウイルスの画像ですが、走査型電子顕微鏡で撮影したものは基本的に白黒です。
カラー写真は、後からコンピュータで(勝手に)色付けをしたもの。
そもそも、目で見える色、すなわち可視光線は380 ナノメートルの紫色から780ナノメートルの赤色までの波長なので、それより小さい100ナノメートルにすぎないコロナウイルスは可視光線がとどかない、色つきでみることはできません。
ただし、例えば極小のモノ、例えばチョウの鱗粉とか、複眼が集合体になると虹色など色を見ることができるので、コロナウイルスを何億個も集めた集合体にすれば、本来の色がわかると思います。
そんな気味のわるいこと、だれもしませんけどね。(P)