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【コスモとスバルのドラッグなはなし】No24 「エイプリル・フール」

外出自粛の重苦しい日々が続きます。

メディアも終日、新型コロナウイルス関連報道で一色。

ネットにも関連情報が偽情報含め、あふれかえり、何を信じたらよいのか、という状況です。

もう、エイプリールフールで冗談をいう雰囲気でない状態で、過ぎてしまいましたが、ウィキペディアによれば、その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用した。これに反発した人々が、4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめた、というのが発端らしい。(諸説あり)

英国営放送(BBC)が1980年に、ビッグベン(大時計台)をデジタル化する、という報道をしたことを覚えています。

冗談はさておき、ヒトは自分に都合のよい(信じたい)情報や、知り合いの情報を好んで選択(バイアス)する傾向があり。

筆者も「4月1日に非常事態宣言の予定」という、知人の放送局、企業広報関係者数人からのLINEについつられて、31日夜にスーパーに行ってしまいました。

後味の悪いエイプリール・フールとなりましたが、本人たちからは、謝罪コメントはなし。

トイレットペーパー騒動も、軽率な行動というより、一人ひとりが知的判断をした結果で、問題は限られた情報に頼った判断をした、ということでしょう。

とりわけSNSなどのネット情報は二次~三次情報が多いので、専門家やメディアをはじめとした、情報をできるだけ幅広く集めたいものです。

参考になる専門家情報として、ご紹介したいのが、医療関係者向けの論文や記事を掲載する、日本医事新報HP。

ここに 臨床ウイルス学の専門家である、白木公康 (千里金蘭大学副学長,富山大学名誉教授(医学部))氏が緊急寄稿しています。

No.5004 緊急寄稿(1)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルス学的特徴と感染様式の考察

No.5005 緊急寄稿(2)COVID-19治療候補薬アビガンの特徴

緊急寄稿(3)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を含むウイルス感染症と抗ウイルス薬の作用の特徴(白木公康)

https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14363

一般人にも、なんとか理解できる内容の記事です。

情報の一つとして、みなさんの参考になれば、幸いです。(P)

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